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店長のナースヒーロー 西 英雄です。


今回のテーマは 「糖質に関する基礎知識」です。





ここ数年、「糖質制限」はダイエットや健康維持、老化予防として非常に注目されています。しかし、糖質を避けようとするあまり、極端に糖質を減らす一方で、他の栄養素の摂りすぎによるすぎる二次障害が懸念されています。例えば、脂質の取りすぎによる動脈硬化高血圧、高脂血症。糖の減少による筋萎縮、さらには認知症など。健康の為に始めた糖質制限が、逆に自分の身体にとって様々な異常症状を引き起こす可能性があるのです。

ではなぜこのような、身体にとって危険な状態に陥る可能性があるのでしょうか。それは、身体がうまく糖質を摂取し、利用できていないからです。ではまず今回は、この世の中には一体どのような糖質が存在し、またその糖質それぞれは、私たちの身体にどのような効果をもたらすのかをしっかり把握していこうと思います。

糖質とは

糖質と聞いただけで「避けたほうが良いもの」というイメージが一般的になっている昨今、そもそも糖質の働きを正確に理解している人はどれほどいるでしょうか。糖質とは、「脳や神経系にとっての重要なエネルギー源」です。また「いざという時の体力回復源」でもあります。しかし摂りすぎると、体内に蓄積され脂肪となり、糖尿病や肥満、脂肪肝などの原因になる可能性があります。一方、あまりに制限し過ぎて糖が足りない状態になると、疲れやすくなったり、免疫力が低下したり、ひどいときは意識を失うこともあります。では、どのように糖質を摂取するのが一番良いのか、体に良い糖と良くない糖の種類からご説明してまいります

血糖値を保つのは「ブドウ糖」




 糖は様々な栄養素と結びつき、身体に吸収されるまでにはその姿を変えていきます。吸収される直前は、単糖類という形に変換されており、3つに分類されますが、その中の1つがブドウ糖です。この名前はよく耳にするのではないでしょうか。ブドウ糖はグルコースとも呼ばれ、自然界に最も多く存在している糖と言えます。働きとしては、脳や体の重要なエネルギー源。血液に溶け込んで「血糖」となり、全身に運ばれていきます。つまり、ブドウ糖は「血糖値を安定させる糖」なのです。血糖値が低い方は、このブドウ糖を取るよう意識すると良いでしょう。逆に血糖値が高めな方は、なるべく避けた方が良いと考えられます。

食べ物でいうと、穀類いも類ぶどうバナナなどに多く含まれます。

脂肪になりやすいのは「果糖」




この果糖は、単糖類のなかでも最も分子が小さく、甘みを強く感じます。そのため体内に素早く吸収され、即効性のあるエネルギーになるのです。ブドウ糖との違いは、脂肪に変わりやすいということ。体内で蓄積されやすい種類の糖と言えます。脂肪のたまりやすい体質の方や、脂肪燃焼しにくい方は注意した方がよさそうです。

食べ物でいうなら、はちみつりんごぶどうバナナなど。甘いと感じる果物に多いです。

成長促進には「ガラクトース」




あまり聞きなれない名前の糖では無いでしょうか。ガラクトースは、ほかの糖と結びついて、二糖類や多糖類という違う種類に化けています。乳児の脳や体の成長のための組織づくりにとっても重要で、成長を促す作用があります。母乳にも多く含まれています。成長中のお子さんや、免疫力をアップに効果があると考えられます。

食べ物に多いのは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品スイカ納豆寒天などがあります。

まとめ

今回は、身体に吸収される糖質の最終的な形として3つご紹介いたしました。糖質はこのほかにも様々な形に変化して存在しています。糖質と他の栄養素は、切っても切れない関係にあります。どれかを摂り過ぎたり、制限しすぎても身体には悪影響を及ぼす場合があります。糖質を含む食べ物は、身体にとって悪い影響ばかりか、体力づくりや免疫力の向上、エネルギー源として欠かせないものも多くあります。今現在食べている物を極端に「無くす」のではなく、少しずつ調整して「減らしていく」ことをオススメします。また食べるタイミングや食べる量を調整す流ことで、糖の働きがその日の調子をよくしてくれる可能性もあります。甘いものはご褒美と思って、過剰摂取を避けながらうまく付き合っていくことが、身体にとっても心にとっても幸せなのかもしれません。




最後まで読んでいただきありがとうございました。





糖質制限は正しい知識を勉強しながら行っていく必要があります。初めから全ての知識を備えておくことは難しいですが、日々情報を集めたり、勉強をしたりしながら、無理なく糖質制限ができると良いです。また一番大切なのは、自分の身体と真剣に向き合い、摂取した食べ物に対する身体の些細な反応をしっかり感じ取っていくことです。摂取した物に関して、身体は何かしらの反応を必ずします。眠たくなったり、動けなくなったり、口の中や肌が荒れたり。ひとりひとりに合う食べ物や、その人にとって良い食べ物は異なります。多くの情報の中から、自分の身体に合った食べ物や摂り方を見つけていく。それが、健康に大切なことではないでしょうか。

最後に糖質制限に関する記事もご紹介させていただきます。糖質制限を行う上では知っておくべき知識となりますので、是非ご覧ください。→始めよう糖質制限、知っておこうGI値